医学部 コロナでより一層人気
なごみです。
世間はコロナ一色。この1年、本当に何もかも世界が一変してしまいました。
そんな中コロナ関連で解説したいことはまだまだたくさんあるのですが、同時に
医学部 コロナでより一層人気 Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6386299
こんなニュースもあるなど、コロナ禍で医療職に対する注目が高まっています。
元々医学部は人気の学部ではありますが、医師を志すには様々な理由があるでしょう。
困っている人を助けたい?
かっこよさそうだから?
医療ドラマに影響された?
親族に医師がいるから?
ただ単に成績がよかったから勧められた?
収入が高そうで安定していそうだから?
でも医師の仕事は過酷だっていうし・・・・と、実際に周囲に医師の知り合いがいない方にとっては、意外と医師の実態というのはミステリアスなものなのではないでしょうか。
他の職業はインターネット等で見ると比較的情報がしっかりと開示されているような職も多いですが、医師に関してはアバウトなものばかり。それもそのはず、多くの医師はそもそも自らの勤務の契約書すら見たこともない人がほとんどです。月給がどうなのか、昇給がどうなるのか、ボーナスがあるのかないのか、福利厚生はどうなっているのか。実体験から、それらを事前にきちんと説明してくれた病院はかなり少数派です。完全に言われるがまま。普通の会社なら、そもそも入社するにあたってこの辺りを吟味して会社を選びそうなものですが、それでも暴動が起きないのは、医師のそもそもの収入が比較的高いからかもしれません。
しかし、医師の平均の収入はネットで調べれば出てきますが、それはあくまで平均であって、実体験からいうとその数字と実際の医師の収入は少し違います。
また、働き方(勤務体制)も、忙しそうというイメージはあるかもしれませんが、医師は、医師でない皆さんからするとちょっと想像もできないような働き方をしています。これは、看護師や薬剤師といったコメディカルの方と医師との間では大きく違うため、医師のみが特殊な状況にあるといえます。そしてこのことは、インターネット等を調べても絶対にわかりません(不都合が多すぎて、書けるわけがないのです。つまり、医師の実体験を聞くしかない)。
でもそれって、良くないことだと思うのです。
そもそも医師は医学部に入った時点でほぼその職業が決まってしまうという特殊な職業。いいかえると18-19歳(もっと言えば受験勉強を始めるさらに前から)でその後の人生を決めなければいけないのに、その職務携帯や給与、将来像があやふやだというのは、フェアではないと思うのです。
そんなわけで、このブログでは何回かにわけて、医師の勤務や収入の実態なんかについても少しずつ記していこうと思っております。
なごみ